「ほりゃ、三原で採れた 黄金千貫とネギ」
我が ふる里三原村の イ~ちゃんが持ってきてくれた。
山奥米(秘境米)と銘打って、『はたも~ら』で販売しよる『みはら米』。
きれいなお水と 寒暖の差が激しい三原村で育まれた 美味しいお米。
イ~ちゃんは、お米から季節の野菜など、せっせと作りよる。
売れろうが、売れまいが、ほとんど頓着しない。
けんど、
「あの人の作る野菜は ひと味違う・・・」の一言が何よりうれしい、という。
あたしにとっては、旬の野菜を持ってきてくれる、
大変、大変 貴重なお百姓さん。
イ~ちゃん・・「今年は、日照り続きで おうじょしたがよ。
野菜にゃ、水道水じゃいかん!やっぱり、雨水じゃないと、、、」
あたし・・・「へ~、おんなじ水でも いかんかい?」
イ~ちゃん・・「われも よう考えてみれ!
雨は お天とさんから 万遍なく降ってくるろが!」
なるほど、なるほど、
台地に万遍なく 水が行きとおる、ということをおっしゃっているのだ。
「また 美味しいもの作ったら 持って来てや!」と見送った。
こんな日は重なるもんで、
「ま~ 作ったけん 食べてみてや!」
と、某 信用金庫のシバ専務が 自慢のそばを持って来てくれた。
実は、シバさんと知り合った 7~8年前からの約束で、
「今度、うまいそば 喰わしちゃるけん、、、」と言われちょった。
あたし・・「おっとろっしゃ!こりゃ本格的じゃいか」
シバさん・・「年末は あちこちから注文がくるけん、大変ながよ」
あたし・・「そうじゃろう。銀行勤めは もったいないねぇ」
シバさん・・「円相場より そばがいい、、、」
「そばを食べたいなら おそばにおいで~♪」
あたし・・「・・・・・」
ってな調子で 言ってるそばから、
「ぐらぐらに湧いた湯へ そばを ほぐして ▼×■♪・・・」
湯がき方から つゆの薬味など ぎょうさんのウンチクを聞いて、
早速 いただくことに、、、。
結構な おそばでした。
wasuke
月別アーカイブ: 2013年10月
「今年こそは完走!」と、宇和島のノリヤスちゃん。
『四万十川ウルトラマラソン』常連組だが、近年 完走できてない。
あたし・・「なんぼいうたち 今年は完走してよ!」
ノリヤスちゃん・・「わかってますがな。今回は 違いまっせ!」
と、気合い充分でやってきた。
早朝、5時30分スタートと いうことで早速スタンバイ。
この大会は 今年で19回目というから たいしたもんよ。
「全国あちこち マラソンに行くけど 四万十川が最高!」
と、皆さん おっしゃってくださる。
まっこと 今年は過去最多の6267人の申込者があったとか、、、
「何言うたち 道中で応援してくれる 人たちがすごい!」
こりゃ ほんまに こじゃんと嬉しい話。
さてさて、ノリヤスちゃん 今年は
『はたも~ら』の看板 背負うてくれちょる。
何としても 完走を!
の気合いが 入りすぎて 60Km過ぎから足取りがおかしい。
ついに 79.5Km地点で 力尽きたがよ。
朝から小雨まじりの 天候の中、ようやった!
ま、とりあえずは、
あたし・・・「お疲れさん・・・」
ノリヤスちゃん・・「情けないけど、来年こそは・・・」
と、爽やかに帰って行きました。
山あり 谷ありの険しい 四万十川沿い、100Kmマラソン。
ランナーは ボランティアの人たちに 励まされ、
応援する人たちは ランナーから 感動をいただく、、、。
毎年のことながら、
無事に終って ホッとしています。
皆さん お疲れさまでした。
wasuke
ご無沙汰です。
今年の9月、10月は目が回るくらいのハードスケジュールで、
あたしの ゆとりのない頭が チンチンいいよった。
毎週のように 大型台風が接近、
今週末も27・28号と 近付いてきよる。
近年の台風の進路は 全く予測がつかん。
さて さて、再開いうても 原子力発電じゃないけんど、
朝日新聞の9月11日から連載された「プロメテウスの罠」。
その「追いかける男」の木村俊雄さんが、
うちのやって来たのは1週間ほど前。
福島県出身で、東京電力の
福島第一原発炉心設計者として働いていたらしい。
原発に疑問を持ち 2000年に退社。
2011年の3月11日の大震災後、土佐清水で暮らすことになる。
髪はぼーぼー 真っ黒に日焼けした顏、
けんど 目は異様に澄んじょった。
「震災時の発電所のデータを分析したいけど
一般のパソコンではデータ量が多すぎて使えない」
つまり、うちのパソコンを使わせてほしい、という申し入れじゃった。
あたし・・・「平日はまずいけんど、休日なら、、、」
と、木村さんの 澄んだ目に気をとられ、つい 言うてしもうたがよ。
おかげで 連載15(9月25日付)にゃ、あたしも実名入りで紹介された。
あたしら~も 勉強不足で、原発に関しては
『安全・安心』の上に成り立って のうのうと暮らしよった。
けんど、今回の事故で はて?と思うのはあたしだけじゃないろう。
やっぱり 情報は情報として解明されるべき、と考えただけながよ。
木村さん・・「チェルノブイリで気づかず、福島で気づかず、
ニッポンは このまま破滅の道を辿っていいのか」
木村さんは 今回の事故を『神の警告』という。
あたしも、「そうかも知れん」と思う。
木村さんのように 自給自足の生活までは ようせんけんど、
ふっ、と立ち止まって考えてみることも大事じゃなかろうか。
今のニッポン、
東京オリンピック、リニアモーターカーにより中央新幹線など々、、、
浮れちょる場合じゃなかろう、、、
と 考える今日この頃です。
四万十の秋の夕焼けは天下一品!
wasuke