『ねねむ』の陶芸展へ行くことに、、、
ルミさんと カズヒコさん、
それから 生徒さんの見事な作品が ぎょうさん並んじょる。
来場の 奉加帳にも たくさんの 人たちの名前が びっしりと。
「ありゃ、ワスケくんじゃない・・・?」
あたし・・「おっと、クミさんじゃいか!」
クミさんは 中村高校時代の同級生。
お互い、めっそ 頭は よ~なかったけんど、
それなりに 生きてきたがよ。
「お~い! クミさんに ワスケくん!」
と、マリさんも やって来た。
偶然にも 久しぶりに 会うたけん、
作品展 そっちのけで、
にわか 同窓会みたいに なってしまった。
マリさん・・「お互い 歳取ったよねぇ、、、」
クミさん・・「あんた 若いわよ! 顔にシワがないじゃいか」
るみさん・・「還暦 過ぎたら みんな 一緒よ・・」
あたし・・「けんど、40年ばぁ前は 3人とも こじゃんと可愛いかったぜ!」
と、言うたとたん、 3人が『きっ!』っと 振り向き、
「ほいたら 今は どうながよ?」と、睨まれた。
その 形相に たまげて、
こりゃ めったなこと 言われんと思うて、
あたし・・「い、いや、、あたしゃ かつて 3人のファンじゃったがよ」
3人・・「えっ? 誰のファン?」
ドキッ! こりゃ まずいほうに 進みよる。
あたし・・「ファンじゃなく 不安・・」
と 言おうとしたけんど、さすがに よう 言わざった。
これは オーバーじゃけんど、思わず 仰け反った。
けんど、同級生は えい。
あたし・・「ま、 こんど みんなで 飯でも喰おうよ・・・」
3人・・「そうよ、そうよ!」
と、固い 約束でお開きに。
多分、その約束は 2~3年ばぁ かかるとは 思うけんど、
それなりに 逞しく 元気に生きて いきましょうよ。
梅雨入りした 四万十川。
wasuke
月別アーカイブ: 2013年5月
「四万十川沿いの 入田の河原に なっちょった!」
と、ウエタ工場長が『しゃしゃぶ』を とってきた。
あたし・・「おっと、なかなか 太いしゃしゃぶ じゃねや、、、」
トモちゃん・・「えっ、こりゃ しゃぶしゃぶじゃない、ぐいみ ぜ!」
あたし・・「いや、いや、、しゃぶしゃぶ じゃない、しゃ・しゃ・ぶ!」
と、ややこしい話になりよったけんど、
トモちゃんは 愛媛県と高知県の県境の山のてっぺんすで、
猿とか 鹿とか、イノシシと一緒に 育った 希少なお方。
トモちゃん・・「ぐいみに、野いちご、もう じきに桑の実・・・」
・・・さすが、山の子。
あたしも こんまい頃、三原村で おやつがわりに よく食べた。
いや、これは おやつがわりじゃなく 完全な おやつじゃった。
ほいから、これは『しゃしゃぶ』と 言うた。
学校の帰り道や、
川遊びしたあとの 腹ごしらえ、、、、
アルミの弁当箱に ぎょうさん入れて、
ちょっとだけ塩をふって 食べると 美味しかった。
ちなみに、調べてみると、
しゃしゃぶは植物で、グミ類の総称の「ささんぼ」がなまって
「しゃしゃんぼ」からきたらしい。
ま、どっちでも えいちゃ。懐かしい味がして、嬉しくなるがよ。
機嫌よく「たこ焼きを!」と、リューちゃん処へ。
リューちゃん・・「われ、苦しまない練習 しよるか?」
と、いきなり 難しい顔して りぐられた、、、。
あたし・・「なしぜ? えらい 不機嫌じゃけんど、、、、」
リューちゃん・・「そうよや! タコ焼きも 売れんし、人生も切ないし、、」
あたし・・「おっと、タコ焼きの人生は切ない・・・さすがじゃねえ!」
リューちゃん・・「わりゃ、許さんぞ! これでも読め!」
リューちゃん・・「小池龍之介先生の 教えに習うて、
われも もっと勉強 せれや!」
あたし・・「リューちゃん、小池龍之介の『龍』は、
リューちゃんの『龍』と一緒じゃいか、すごいねぇ!」
リューちゃん・・「われも それば~なもんよ! ほいたら、これから読め!」
「ついでに 今日は売り上げが 少ないけん、こればぁ 買うてや、、、」
と、有無を言わさず ぎょうさん 買わされた、、、。
「毎度 おおきに!」と 機嫌がよくなった リューちゃんでした。
wasuke
「そろそろ 紫陽花の季節じゃけんど、
今年の 安並の水車の里は ざまに人が来るらしいぜ!」
と、大番頭のシロー君。
シロー大番頭が こんな顔するときは 気をつけんといかん。
あたし・・「ん、何するがぞ」
シローくん・・「うん、わらび餅 作って 売ろうか、、、」
あたし・・「ほりゃ! もう決まっちょるじゃいか!」
と、いうことで、今年の水車の里での 紫陽花祭りでは、
『はたも~ら特製 黒糖わらび餅』販売に決定!
早速、ソガ中番頭から チアキちゃんらぁで 試食作りとなったがよ。
昨年、はたも~らで作った 黒砂糖を溶かして 天然のタレも完成。
ほいたら、早速 試食会を、、、、
チアキ・・「ざまに 良くできたけん へんしも 食べてや」
トモちゃん・・「あたしゃ わらび餅にゃ 目がないがよ!」
と、小鼻を広げて 一気に 食べだした。
普段は めった おとなしいマートくんも、
「うん、こりゃ いけるねぇ・・・売れりゃ せんろうか」
実は、あたしも わらび餅は 大の好物。
カンテンとか、あの ツルッ、いやヌルッ!っとした
感食がなんとも いえんがよ。
あたし・・・「どりゃ、どりゃ、、、」
「うん、うん、、●△×◎ ・・チアキ、うまいぞ!」
と、思わず ひと皿 食べてしもうた。
6月1日(土)安並の水車の里で 売りよりますけん、
はたも~らの 黒糖わらび餅を 買うてや。
あたし・・「ちなみに なんぼで売るがぜ?」
シロー大番頭・・「うん、あじさい祭りで、味がサイ(冴え)てる、
黒糖・わらび餅 1パック 河原茶つきで 300円!」
こんげな 乗りで よ~48年生きてきたもんよ。
シロー大番頭は たぶん、これからも この調子じゃろう、、、。
ま、皆さん よろしくお願い申し上げます。
つばめの季節。
例年どうり 車庫に巣を作っていただきました。
今年の ジュニアたちは 顔つきが こじゃんと えい。
wasuke
「ねぇ、ねぇ、作品展するけん 見に来てや!」
と、『アトリエ・ねねむ』の ルミさんからの電話。
17回目の作品展。
『扉をあけると ひとつひとつの 語り継がれる世界がある』
招待作家/田辺 陶豊(陶芸)
と 案内状に書かれちょる。
師匠の陶豊さんの 作品もでるらしい。
5月23日(木)~5月26日(日)の4日間 午前10時~午後5時まで
場所/ヨンデンプラザ ギャラリー
みなさんも ぜひ見に行ってやってください。
ルミさんとは 中村高校での同級生で、あの頃から
芸術を 追求しよった。
あたしも美術部には 属しちょったけんど、
目ざすところは かなり 違う方を向いちょったような気がする。
ようするに いい加減じゃったがじゃろう、、、。
今は 結婚して 陶芸教室『アトリエ・ねねむ』を主宰。
だんなさんの カズヒコさんも 陶芸家で、
こじゃんと 仲良しながよ。
ちなみに、ルミさんの父上であり 師匠でもある
偉大なる作家 田辺陶豊さんは 今年の1月に他界した。
あたしも 一時は ざまに落ち込んじょったけんど、
先日、陶豊さんの お孫さんの セツさんから、
お礼の言葉を もろうた。
セツさん・・「じいちゃんのこと ブログにのせてくれて、
ありがとう、、、」
結局 人と人は、こういう風に世代を超えて
繋がっていくがじゃろう、、、。
生涯 創作することに 命をかけ、
途方もない 世界に向かって 走り続けた、
人間大好きおじさん、陶豊さんのDNAが引き継がれていきますように、、、。
お腹いっぱいにすることも 大事じゃけんど、
胸いっぱいになることのほうが もっと大切・・・
と 思う今日この頃です。
そろそろ 暑い夏が やってくる。
wasuke
『女房はくノ一』はBSテレビ。
「く」に「ノ」に「一」と書いたら『女』になる。
一般に、女性の忍者をいうらしいが、
忍者が しかけに女性を使うことを、
くのいちの術 ともいう、、、。
ちょっとイメージしてみた。
たいがいの殿方は こういうのに 弱い。
ツヅキ・・「そりゃ お宅だけじゃろう!」
あたし・・「・・・・・」
けんど 世界の歴史上、『くノ一』で失脚した男性は 数多くおるけんど、
男性問題で失脚した女性有力者は あんまし おらん。
「山」、「川」
「鶴」、「亀」
「酒」、「女」
忍者の 仲間同士の合言葉のも 出てくるが、
なし、「酒」に「女」ながじゃろう、、、
これは、日本酒の酔鯨。
そういえば、「女」に「又」の「力」と書いて、
努力の「努」。
よっぽど、女性の又の力は辛抱強いのだろうか、、、。
いろいろ 考えてみるに、
男性は 偉そうな事いうけんど、全く女性にゃ かなわんように思えてくる。
40年ばぁ前、時の総理 田中角栄さんが、
「偉そうな事言っても、新橋の屋台の おでん屋のおかみにゃ かなわん!」
と、言ったらしいけんど あたしもそう思う。
ゴールデンウィーク明け、ヨネちゃんの喫茶店「プラバーズ」で
そんな くだらん事考えよったら、
向かいの席から かわいい視線を感じたがよ。
1歳6ケ月のゆいかちゃん。
なんでも、高知市より転勤してきたとか、、、
あたし・・・「やっぱし こたわん・・・」
と納得した 次第です。
wasuke