大宮いなき米

幡多歴史物語

幡多とその近隣地域には地元の人しか知らない隠れた名所が数多く存在します。
そんな隠れた名所、略して「隠名」を取材班の独断と偏見も交えてご紹介します。
(地元の方の迷惑にならないよう、また安全には十分留意してください。)

篠山 ~ささやま~

 

 篠山 (ささやま)

 

  高知と愛媛の県境にある標高1064.6mの山で四国西南地域の1000mを越す山の中では

  もっとも南に位置している。江戸時代には土佐藩と宇和島藩の国境争いの舞台となった。

 

  坂本ダムから南郷林道を通り、8合目にある第1駐車場からであれば頂上まで40分ほどで

  登ることができる。

 

 

  篠山は古くから霊山として知られ、山頂近くには『篠山神社』が、9合目付近に観世音寺跡が

  ある。観世音寺は平城天皇の時代の大同元年(806年)に弘法大師により開山されたといわれ、

  明治時代には廃仏毀釈によって廃寺となるが、現在でも四国八十八ケ所の番外札所である。

 

 

 

 〔所在地〕
  
高知県幡多郡宿毛市橋上町楠山 
  東経132°39′33″ 北緯33°03′21″

2012.08.27 | 地域,宿毛市,幡多情報,隠名 

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