大宮いなき米

幡多歴史物語

幡多とその近隣地域には地元の人しか知らない隠れた名所が数多く存在します。
そんな隠れた名所、略して「隠名」を取材班の独断と偏見も交えてご紹介します。
(地元の方の迷惑にならないよう、また安全には十分留意してください。)

押ノ川の一里塚



旅の目安の休み場所
押ノ川の一里塚 (おしのかわのいちりづか)


押ノ川の一里塚と経塔
江戸時代のはじめ頃、幕府の命により土佐の主要街道にも、一里毎に塚が築かれ、えのきや松などが植えられ、旅のめやすとなり休み場所ともなった。

土佐の各所にあった一里塚も、現在ではほとんどこわされ跡形もなくなっているが、ここには経塔もあった関係か、よく保存され現在に至っている。

経塔は、柏島法蓮寺の僧、日教上人が貞享元年(1684)に建てたもので、同型のものが五台山と甲浦にあり、三基をあわせて県の文化財に指定されている。




[所在地]
 宿毛市押ノ川
 東経132°45′36″ 北緯32°56′36″



2013.09.11 | 宿毛市,隠名 

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