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『生卵の朝立ち』

「生卵は立つのよ!」と、
昨年の秋、久しぶりに四万十にやって来た 森ミドリさん。




ゆで卵なら 先をつぶして立てることができるが、
まさか 生卵は、、、と 思いよったけんど、

しっかりと 立ててくれた。
今年の お正月の朝 それを思い出してやってみた。




奮闘すること15分、見事に、そして凛々しく立ったがよ。
「朝 立つ」と嬉しくなるのは 何故じゃろう、、、。

調べてみると、
『ゆで卵は死んでいるので つぶさなきゃ立たないが、
生卵は呼吸している(生きている)から
最初のバランスさえ取ってやれば立つ』と、いうことらしい。

何が本当のことなのか、嘘なのか、
ぎょうさんの 情報が入り乱れまくっちょる 現代社会。
結構 複雑そうに考えるけんど、
要は、この卵のように『立つか 立たんか』『生きてるか、死んでるか』、
以外に真実とは 単純なところにあるような気がする。







昨年見かけた お遍路さん。
こじゃんと 厳しい お四国参りの歩き遍路。
けんど、この歩き遍路は 毎年増え続けよるらしいが、
やっぱり 自分探しの旅ながじゃろう。



仏教の教えに、

『過去を見つめて 生きるべからず。
 未来を見つめて 生きるべからず。
 すべては 今を生きることを 大切にせよ』

と、昔 瀬戸内 寂聴さんが 言いよった。








「見失っちゃ~ おしまいよ!」じゃないけんど、
こじゃんと 辺鄙な 四国の端のほうの 四万十で、
かろうじて残っちょる『文化』を大切にして 生きていきますけん、
本年も よろしくお願い申し上げます。




  wasuke

  

10:16 | 新着情報 

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