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やまもも

「やまもも やるけん ざんじ取りに来い!」
とイケウチ師匠から電話がかかってきた。




あたし・・「わ、わかった ざんじ じゃねぇ・・・」
『そのうち』と時間が経てば こじゃんと怒られるけん 飛んで行った。




山に生え モモのような実をつけるから「やまもも」というらしい。
いたって シンプルで 分りやすい。 
ちなみに やまももは高知の県花でもある。
くだものじゃなく 花というのが 意外で面白い。

これから 夏にかけて地元じゃ ぎょうさん出回る。
みどりさん・・「こりゃ、ざまに 大きかろう・・」
と、広島弁と幡多弁がまざっちょる。




あたし・・「こりゃ ほんまに 太いねぇ」
イケウチ師匠・・「そうよ。やまももは これば~は 大きないといかん!」




子どもの頃 三原村で、
春先になったら いたどり、竹の子、びわ、やまもも と、
季節 季節の自然の恵みを 年中 いただいた。

今でも いただく。
いただかないと 落ちつかないような気がする。

イケウチ師匠・・「そうよ、やっぱり 自然を大切にせにゃ いかん。
        これからは なにいうたち スイカよ!」
あたし・・「うん、スイカは 果物の王様じゃけん!」
イケウチ師匠・・「われも なかなか えいこと言うじゃいか。
       早速 買うて来い!」
あたし・・「師匠、ま~待ったや!梅雨時期のスイカは水っぽいぜ」
イケウチ師匠・・「何!そりゃ ほんまか~よ」
あたし・・「・・・・」




と、こんな調子の やりとりで たいがい日が暮れる。





梅雨時の ちょっとした晴れ間、
一條神社では ちゃんと『ちび』がお出迎えをしてくれた。






  wasuke
 

17:48 | 新着情報 

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