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不破八幡宮

[歴史・伝統]

不破八幡宮


今より520年前一條公が応仁の乱を避け
荘園経営のため中村に開府のとき、
幡多の総鎮守として又一條家守護神として
山城国石清水八幡宮を勧請したものであり
正八幡、広幡八幡といわれる。

 

流造りの三間社、屋根は柿葺きとなっていて、
昭和38年7月1日付で国の文化財保護委員会より【重要文化財】の指定を受け、
昭和40年11月1日起工、同41年12月31日完了で
改修が施された。

 

不破八幡宮神社祭典にはいろいろあり、一條文化の創設にかかるもので僻辺の土佐の西南端に位置するこの幡多地区は、未開の土地までとはいえないまでも僻進の土地であり京都5摂家の一つである一條家の目から見れば、一層その感を深くするものであり、やぶさめ等の神事で勇武の指導をすると共に、当時盛んに行われた「嫁かつぎ」(略奪結婚)等の風習を矯正するため八幡宮と一宮神社結婚式を祭典神事に折り込んで行い、しかも、祭典費捻出のための課する物もその土地々々の産物を利用し、供応のものなども極めて簡素なものをもって質素倹約を旨とし毎年盛大に行われるようにし、こうして神事を通じて庶民大衆の生活指導を行ったものであるといわれている。






〔住   所〕高知県四万十市不破1374-1
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〔お問合わせ〕
 四万十市観光協会

  電 話:0880-35-4171

  U R L :http://www.city.shimanto.lg.jp/kanko/spot/meisho/fuba.html