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幡多の天然食図鑑

 昔ながらの製法にこだわり、無農薬で育てたサトウキビを搾り、煮詰めたものが黒砂糖です。

 幡多はその昔、サトウキビ作りが盛んでした。海に面した風土がちょうどいいのです。自然の味の黒砂糖を土地の者は、色々な料理に使います。黄金色の豊かな風味の黒砂糖です。
 江戸時代から作られ、昭和20年代後半までは有名でしたが、白砂糖に押され一時完全に姿を消しました。しかし、伝統ある砂糖の栽培と加工技術を絶やしてはならないと大方精糖生産組合が立ち上がり、昭和63年に復活しました。

 サトウキビは海からの風と、太陽の日差しを受けてぐんぐん大きくなり、品種によっては、大人の背丈の倍ほどになります。糖度の高いサトウキビを収穫するためには、長年の経験が必要です。収穫は一本一本刈り取り、葉を落とし、束にして運びます。砂糖を炊き上げる人の事を炊き手とよび、炊き手の技術が、品質を左右します。 まさに、職人技です。

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