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幡多の天然食図鑑

 仕込みからすべて行う一貫生産。
 ここ幡多で、一貫生産をしている醤油蔵が二軒残っています。
 共に昭和初期に創業。旧中村町内に蔵を置く「マルサ」と「マルバン」。

 それぞれが、こだわりのスローな味を提供し続けていますが、共通点もあります。
 共に、通常では三か月程で諸味を絞ってしまうところを、一年以上寝かせて自然発酵させています。手間と時間はかかりますが、香りと風味が違います。

 素材も重視し、原料となる大豆や小麦も厳選していますが、一番は何といっても仕込みに使う『四万十川の水』。地下五十メートルから汲み上げた四万十川の伏流水で、雑菌が全くありません。

 幡多の醤油はこの水あってこそ、四万十川があってこそできる醤油なのです。

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